2023年1月9日、3連休最終日の夜遅くに札幌市手稲区でのヒグマの目撃情報があったとの通知が相次ぎました。
札幌市内では2022年12月31日にも中央区円山西町でクマの目撃情報があり、まだ冬眠していないクマがいると考えて警戒した方がよさそうです。
⇒札幌市が調べた結果、1件目の通報の現場(手稲区富丘)に残っていた足跡はシカのものであることがわかったということです。
⇒2件目の通報の現場(手稲区稲穂)では、動物の足跡が確認されなかったことや目撃者の話などから、こちらもクマではなかったとみられるということです。
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1月9日の夜遅くにヒグマ目撃の緊急情報通知
2023年1月9日の夜遅く(正確には1月10日0:35)、スマホに通知が来ました。
北海道からの緊急情報です。
札幌市手稲区富丘5条3丁目付近でヒグマが目撃されました。とのこと。
9日22時10分ごろ、富丘南公園を散歩していた人がおよそ60メートル先の札樽自動車道のアンダーパスの下にクマ1頭がいるのを目撃し、警察に通報したとのこと。
⇒札幌市が調べた結果、1件目の通報の現場(手稲区富丘)に残っていた足跡はシカのものであることがわかったということです。
札幌市手稲区富丘5条3丁目付近のマップ
手稲区富丘5条3丁目付近のマップです。
約3時間後には手稲区稲穂でクマのような動物の目撃情報が
また、約3時間後の0時50分ごろには、手稲区稲穂の住宅街でヒグマのような動物を目撃したという通報があったとのこと。
⇒2件目の通報の現場(手稲区稲穂)では、動物の足跡が確認されなかったことや目撃者の話などから、こちらもクマではなかったとみられるということです。
札幌市手稲区稲穂2条1丁目付近のマップ
手稲区稲穂2条1丁目付近のマップです。
2つの地点の位置関係
最初の目撃情報があった富丘5条3丁目から、稲穂の目撃情報のあった地点までは約3㎞ほどの距離。
冬眠しないクマなのか?
年末にヒグマの目撃情報があった時にも疑問に感じたのですが、この時期に目撃されているという事は冬眠しないクマもいるということなのでしょうか?
クマが冬眠し始めるのは12月の中旬ごろということ。個体によっては12月の下旬ごろに冬眠するクマもいるそうです。
しかし、今回はすでに1月の中旬。「冬眠が遅れている」というよりは「冬眠しない」クマの可能性も否定はできなくないように思います。
実際に道東などではエゾシカの生息数が多いために冬眠をせずエゾシカを捕食しながら冬を越すヒグマもいるとのこと。
⇒札幌市が調べた結果、1件目の通報の現場(手稲区富丘)に残っていた足跡はシカのものであることがわかったということです。
⇒2件目の通報の現場(手稲区稲穂)では、動物の足跡が確認されなかったことや目撃者の話などから、こちらもクマではなかったとみられるということです。
まとめ・関連記事
真冬の近所でのヒグマの目撃情報に驚いています。冬眠をしないクマなのか、冬眠が遅れているクマなのかはわかりませんが、とにかく警戒して生活をするに越したことはありませんね。
追記:
⇒札幌市が調べた結果、1件目の通報の現場(手稲区富丘)に残っていた足跡はシカのものであることがわかったということです。
⇒2件目の通報の現場(手稲区稲穂)では、動物の足跡が確認されなかったことや目撃者の話などから、こちらもクマではなかったとみられるということです。
今回は2件ともクマと確認はされなかったようで少しホッとしています。ただ年末に札幌市内で実際にクマの目撃情報が相次ぎ、クマの足跡も確認されたケースもあるので警戒は続けた方がよさそうですね。