札幌市内に水芭蕉(ミズバショウ)の群生地があるのをご存じでしょうか?
JR星置駅から徒歩7分でたどり着くことができる、住宅街に現れるオアシス【星置緑地(ほしおきりょくち)】。
実際に何度も足を運び、その美しさに魅了されている私が星置緑地に広がる水芭蕉(ミズバショウ)の魅力やアクセスについて徹底紹介いたします(^^)/
- 札幌市内の水芭蕉群生地【星置緑地】の基本情報/駐車場・アクセスは?
- 写真で紹介!札幌市内の水芭蕉群生地【星置緑地】
- 札幌市内の水芭蕉(ミズバショウ)群生地【星置緑地】見頃はいつ?
- 水芭蕉(ミズバショウ)の花言葉は?白い部分は花じゃない!?
- まとめ・関連記事
札幌市内の水芭蕉群生地【星置緑地】の基本情報/駐車場・アクセスは?
まずは水芭蕉(ミズバショウ)の群生地、【星置緑地】の住所や駐車場、アクセスなどについてご紹介いたします。
星置緑地ってどんなところ?
星置緑地は、市民からの保全の働き掛けがあり、「都市緑地」として保全された緑地。現在、市街地近くでこれだけのミズバショウが残っている場所はほかにはなく、札幌市内でも貴重な自然が残されている緑地です。
星置緑地の植物
今回ご紹介するのは主に水芭蕉(ミズバショウ)についてになりますが、星置緑地ではほかにも様々な植物が観察できるようです。現地の案内板に紹介されていたものをご紹介いたします。
【星置緑地の春の植物】
ミズバショウ、ヒメザゼンソウ、オオウバユリ、ナニワズ、エンレイソウ、コジマエンレイゾウ、オオバナノエンレイソウ、キクザキイチゲ、エゾノリュウキンカ、フキノトウ、ミミコウモリ、タネツケバナ、バイケイソウ、ツルマサキ、ツタウルシ。
【星置緑地の夏から秋の植物】
ノリウツギ、ツルアジサイ、イワガラミ、カラハナソウ、ミミコウモリ、タチギボウシ、チシマアザミ、キツリフネ、クサレダマ、オオウバユリ、ヒルガオ、エゾニワトコ、エゾイラクサ、アカソ、ドクゼリ、オニシモツケ、クマイザサ、ミゾソバ、エゾゴマナ、ツリバナ。
星置緑地の植物の分布図
星置緑地の植物の分布図です。
分布図の右上に示されているようにトイレもあります。
トイレ
星置緑地の住所
〒006-0851
北海道札幌市手稲区星置1条5丁目2
星置緑地の駐車場
星置緑地には駐車場はないですが、JR星置駅から徒歩7分でたどり着くことができます。
星置緑地へのアクセスを写真で詳しくご紹介!
星置緑地へはJR星置駅から徒歩7分くらいです。
星置駅の北口からスタートします。
矢印の方向へ進みます。
歩行者専用道路を通ります。
そのまままっすぐ進みます。
一度車も通る道を経てさらに進むと星置緑地に到着します。
下の写真の右側部分が星置緑地になります。
写真で紹介!札幌市内の水芭蕉群生地【星置緑地】
実際に何度も足を運んで撮影してきた写真を交えて星置緑地の様子を紹介させていただきます(^^)/
木道が整備され、すぐそばを列車が走る星置緑地
星置緑地は木道が整備されています。湿地の中の木道を歩くのってとても気持ちがいいんですよね。
星置緑地はJR函館本線の線路のすぐそばに位置しているため、緑地から列車が見えます。
ベンチが設置されている場所もあるので休憩することもできます。
水芭蕉(ミズバショウ)の様子
星置緑地の水芭蕉(ミズバショウ)の様子です。
タイミングが合えば緑地いっぱいに広がる水芭蕉(ミズバショウ)を楽しむことができます。
私は4月の上旬ころからタイミングを見て何回か訪問するのですが、見頃はだいたい4月の中旬頃になることが多い印象です。
水芭蕉(ミズバショウ)以外にも美しい植物が星置緑地を彩ります
星置緑地では水芭蕉(ミズバショウ)と同時期に楽しめる花があります。
そのなかでも私が楽しみにしているのは鮮やかな黄色が美しいエゾノリュウキンカです。
小さくて可愛らしくて、鮮やかな黄色い色にパッと明るい気持ちにさせてくれるエゾノリュウキンカ。水芭蕉(ミズバショウ)とほぼ同時期に観察することが出来るのでとても楽しみにしている風景の一つです。
また、キクザキイチゲも可愛らしくて、見つけるととても嬉しい気持ちになります。
白い花も薄紫色の花もとても可愛らしいです。
星置緑地にはマガモやカエル、サンショウウオなどの生き物も
自然あふれる星置緑地にはマガモが遊びに来ていたり、エゾサンショウウオがうみつけた卵の様子を観察できるかもしれません。カエルが泳いでいることもありました。ぜひ訪れた際は水の中を注意深く観察してみてくださいね。
星置緑地は幻想的な景色を楽しめる夕方の時間帯もおすすめ!
日が落ち始める時間帯の星置緑地もとてもおすすめです。
日中とは違った、オレンジ色に染まる少し幻想的な星置緑地の景色を楽しむことができますよ。
札幌市内の水芭蕉(ミズバショウ)群生地【星置緑地】見頃はいつ?
星置緑地で水芭蕉(ミズバショウ)が見頃を迎えるのはだいたい4月の中旬頃~5月の上旬頃とされていますが、私のお勧めはだいたい4月の中旬頃。もちろんその年の気候によっても前後してきますが、専門家による解説を聞きながらの「自然観察会」もだいたい4月の中旬頃に開催されていることが多いです。(自然観察会の日程は手稲区役所のホームページなどから確認できます。また、これまでの観察会の様子なども見ることができます。)
水芭蕉(ミズバショウ)の花言葉は?白い部分は花じゃない!?
水芭蕉(ミズバショウ)の花言葉は…
- 美しい思い出
- 変わらぬ美しさ
水辺や湿地の雪解け水に咲く清浄な雰囲気を表しているそうです。
ところで、水芭蕉(ミズバショウ)の花びらに見える白い部分は花ではなく、実は「仏炎苞(ぶつえんほう)」という葉の変形したものなのだそうです。本当の花は、この仏炎苞の中央にある、小さな花が多数集まった花序と呼ばれる棒状の部分なのだそうですよ。
まとめ・関連記事
札幌市内で観察できる貴重な水芭蕉(ミズバショウ)の群生地、星置緑地のアクセスや、見頃の時期など実際の写真を交えて紹介させていただきました。
ぜひ足を運んで、自然散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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