すっかり雪景色になった札幌市手稲区にある星置公園へ行ってきました。
園内を散策しているとちょっと気になる木を発見。すっかり葉が落ちた木の上の方に丸い塊が見えたのです。鳥の巣にも見えますが調べてみるとどうやら「ヤドリギ」というものらしい?!
というわけで今回は星置公園で出会った「ヤドリギ」について調べてまとめてみました!
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木の上に丸い塊が見える…気になる木を発見
すっかり雪が降り積もった12月中旬、札幌市手稲区の星置公園へ行ってきました。園内を散策していると気になる木を発見。
すっかり葉が落ちている木の上の方に4つほど丸い塊が見えます。最初は鳥の巣かな?と思ったりもしたのですがどうやら様子が違う。わからないまま近づいてみました。
下から見上げて撮影したのがこちらです。
「ヤドリギ」とは??
「ヤドリギ」を漢字で書くと「宿り木」「宿木」「寄生木」。具体的な植物の固有名詞ではなく、ビャクダン目に属するビャクダン科、オオバヤドリギ科、ミソデンドロン科の寄生植物の総称だそうです。
ブナ・ミズナラなどを中心とした落葉で背の高い木に寄生することが多く、日本では桜に寄生する例もみられるそうです。
多くは半寄生植物で、宿木からミネラルをもらい、自分自身で光合成をしてそのほかの栄養分を賄うそう。
栄養分を吸い上げられてしまうのであまりにも多くのヤドリギが寄生した宿木は枯れてしまうこともあるそうです。(数個寄生しただけでは枯れないそうなので今回見かけた木は大丈夫そうです。)
ヤドリギの花
ヤドリギには花もあるそうなのですが、今回見かけたかぎりでは見つけられませんでした。調べてみるとヤドリギの花の季節は2月~4月とのこと。
ただし、ヤドリギの花は黄緑色をしているため葉に溶け込んで見えてしまうためあまり目立たないとのこと。大きさは2~3cmで、茎の分かれ目に直接くっついているような独特の咲き方をするそうです。
(今回は私のカメラの限界なだけで、もしかすると花をつけているかも?!)
ヤドリギの花言葉
ヤドリギの花言葉を調べてみました。
- 困難に打ち勝つ
- 忍耐
- 克服
- 私にキスして
落葉樹の葉が落ちてしまった寒い冬にも緑を保っている様子が「困難に打ち勝つ」「忍耐」「克服」などの花言葉に由来になっていると考えられているそう。
ヤドリギの下でキスをすると
ヤドリギの花言葉の一つである「私にキスして」というのは、ヤドリギには神秘的な力があると信じられていてその下でキスをすることで永遠に結ばれるという言い伝えがあることに由来しているみたいです。
この「ヤドリギの下でキスをする」のは有名な話みたいですね。映画トイストーリーのキスシーンでもヤドリギが登場しているみたいです。
「キス」以外にも「ハグ」をすることでヤドリギが持っている幸運と長寿のパワーを得ることができるとも言われているそう。恋人だけではなく、家族や大切な友人との間でも行われるそうですよ。
ヤドリギとクリスマス
クリスマスの植物と言えば、モミの木のツリーやヒイラギのリース、ポインセチアの花を飾るなどがイメージできますが、実はヤドリギもクリスマスに縁のある植物だそう。
北欧ではクリスマスを象徴する植物として広く知られていて、玄関や窓辺に飾ったり、スワッグにしたりと様々なところに飾られるそうですよ。
調べれば調べるほど魅力に虜に…
今回ヤドリギのことを調べていくうちにクリスマスとの縁が深いことや花言葉の力強さ、葉の形状や控えめな花の様子などにすっかり虜になってしまいました。調べてみると「ヤドリギ」モチーフのアクセサリーなどもあるようで見ているだけでもワクワクしてきます。いつもお世話になっている友人へのプレゼント候補にヤドリギモチーフの何かを探してみようかな!と思いました(^^)/
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今回は、星置公園で発見した「ヤドリギ」について調べたことをまとめてみました。
葉が生い茂っていない季節、特に冬が見つけやすい「ヤドリギ」、これから公園散策などの際に気にして上を見上げてみようと思います(^^)/
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