ていねブログのイネ子です(^^)/
札幌市手稲区にある山口緑地についてまとめてみました。
とても広い空間でのびのび過ごすことができるので私のお気に入りスポットの一つです。
山口緑地ってどんなところ?
山口緑地は、昭和40年代後半から埋め立てが始まったごみ処理場の跡地を、緑に覆われた広大な緑地にする目的で造成されたそうです。
手稲山と石狩湾を望むパークゴルフ場や、手稲山口バッタ塚(明治10年代に北海道に大発生したバッタの駆除のため、卵や幼体を畝状にうめた塚跡。昭和53年8月21日札幌市指定史跡に指定。)、「子どもの遊び場」や広々とした芝生が広がる「西エリア」があります。
山口緑地のパークゴルフ場
山口緑地西パークゴルフコース
コオロギコース、キリギリスコース、バッタコースの3コース27ホールがあります。
※営業時間などは公式サイトで最新情報をご確認ください。
山口緑地東パークゴルフコース
ハマナスコース(A)、スズランコース(B)、ラベンダーコース(C)、ライラックコース(D)、カタクリコース(E)の5コース45ホールがあります。
※営業時間などは公式サイトで最新情報をご確認ください。
手稲山口バッタ塚
手稲山口バッタ塚は札幌市指定史跡に指定されている塚跡です。
明治 15~16年にかけて大量のトノサマバッタが襲来し、 農作物などが大きな被害を受けました。 記録に残っている限りでは、明治13年に十勝で発生、日高、胆振、後志、渡島などへ広がり、明治18年まで農作物などに被害を与え、開拓に着手したばかりの農家に深い絶望感を与えたトノサマバッタの飛蝗(ひこう)は、最大規模のものだったそうです。 この時のバッタの死骸と卵を埋めた畝 (うね) 状の塚が、この手稲山ロバッタ塚として札幌市指定の文化財になっているということです。
明治政府は北海道開拓に投じた莫大な労力と移住民の失意を考え、また飛蝗が津軽海峡を越えて本州へ進入するのを防止するために様々な駆除方法を模索し、「埋める」という手法を取りました。 政府は、「若虫1升50銭、 卵のう1升2円 (のちに5円)」 で人々から買い取り、それらを穴に埋め、 土で覆ったバッタ塚を各地に数多く造らせ ましたが、 現在ではほとんど残っていません。 ※当時50銭でお米が約77kg買えました。
山口緑地にあるバッタ塚は、高さ40~50cm 幅約2m、長さ約65mの畝が100条ほど。昭和42年にそれらの一部が東京拓地株式会社から札幌市へ寄贈され、昭和53年8月21日に札幌市指定史跡となりました。(山口緑地西エリア管理棟内に張り出されていた案内板に書かれていたものを引用しました。)
バッタ塚の駐車場側の桜並木。桜の季節はひそかに楽しみにしているスポットでもあります(^^)/
バッタ塚からちょっと抜けて歩き続けたら海にたどり着いてびっくりした話はまた別の機会に・・・( *´艸`)
山口緑地西エリア
子どもの遊び場
子どもの遊び場は平成27年(2015年)4月に開放された遊具の広場の「丘の波」という複合遊具があります。滑り台や縄ばしごのぼり、中央にドーンと構えるネットクライミング遊具も楽しめます。
ネット遊具はなかなかの高さがあります。ネットの左側に小さくそらを漂うものが見えますが、奥の広大な芝生広場で凧揚げをされている方がいらっしゃった時のものです。
山口緑地管理棟
山口緑地の西エリア管理棟です。
管理棟内はとてもきれいです。
自動販売機があり、とてもきれいに清掃されたトイレもあります。
そしてなにより私が好きなスペース。
この休憩スペースとてもとても好きです。大きなガラス張りで手稲山を望む広々とした空間。
山口緑地まとめ
公式サイト→https://www.sapporo-park.or.jp/yamaguchi/
〒006-0860
北海道札幌市手稲区手稲山口295−1
山口緑地案内図
西エリアは今回の記事では紹介しきれないくらいの広々とした空間が広がり、本当にのびのびと過ごすことができる場所です。ここに書ききれなかった山口緑地の魅力はまた別の記事でも紹介できたらいいなと思っていますのでぜひご覧ください(^^)/