私が「ヒマラヤの青いケシ」というワードに出会ったのは2022年頃だったと思います。ちょうど花に興味を持ち始めた頃で、当時Twitterで交流がある方に教えていただいたのが最初だったと記憶しています。
「そんなに珍しいお花が札幌市内で見ることができるなんて~!」といつか見に行きたいと思っていたお花の一つです。
ヒマラヤの青いケシって…?
「メコノプシス」透き通った青い花びらが美しいこの花は、標高3000メートル以上のヒマラヤ地方の秘境に咲いていることから、「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれているのだとか。
暑さに弱く、栽培の難しいお花だそうです。
以下百合が原公園のHPより引用
メコノプシスは、青い花を咲かせるケシの仲間で、今から約130年前、中国雲南省の高地で発見されました。それまでケシの花と言えば赤や黄色しか知られていなかったため、そのとき世界に衝撃が走りました。
その後、雲南省からヒマラヤのいわゆる『シノヒマラヤ』地域で続々と、このメコノプシスの新種が発見され、それらは【ヒマラヤの青いケシ】、【天上の妖精】等の異名をもつことになりました。
メコノプシス ホリドゥラ (ケシ科 メコノプシス属 Meconopsis horridula)
そんなメコノプシス、栽培は極めて難しく、国内では1983年に初めて小樽で開花に成功しました。
その後大ブームとなりましたが、一般家庭ではなかなか開花まで至らないようです。
百合が原公園では、3種類のメコノプシスを展示しており、
今朝、開花したメコノプシス・ホリドゥラは、ブータンの国花で、通常4000m以上の高地にのみ自生している国内で観るのは珍しい花です。
ヒマラヤの青いケシが見られるのは百合が原公園「世界の庭園」
ヒマラヤの青いケシを見ることが出来るのは百合が原公園の「世界の庭園」という有料ゾーンになります。有料と言っても130円!(今回はヒマラヤの青いケシのみのお写真をご紹介しますが他にも見ごたえたっぷりなのでもっとお支払いしたいくらいです。)
「ヒマラヤの青いケシ」実際に見てきました!
数年前から気になっていたお花にようやく会えました🟦
— イネ子@手稲暮らし (@teinekuineko) June 16, 2024
ヒマラヤの青いケシ#百合が原公園 pic.twitter.com/1sdlFbBNC3
あまりお天気のいい日ではなかったので雨が降り出す前に…!と駐車場へ車をとめたら目的の世界の庭園へ速足で向かいました。
世界の庭園の入り口が見えてきます。
左側にうつっている小さな小屋で料金を支払い、進みます。
開園時間:8時45分から17時15分 ※入園は16時45分まで
入園料:高校生以上130円 ※中学生、65歳以上、障がいのある方は証明書等提示で無料
ヒマラヤの青いケシは世界の庭園の入り口を入ったらすぐのところにありました。
引きの写真なのでお花はほぼ見えませんが、ヒマラヤの青いケシゾーンの全体はこんな感じでした。
メコノプシス~ヒマラヤの青いケシ~
メコノプシスはケシ科メコノプシス属の植物。ヒマラヤ、ネパール、ブータン、西ヨーロッパ、中央アジアなどの高山地帯の標高3000~5000m地帯に分布する。
現在開花しているメコノプシス・ホリドゥラ(ケシ科メコノプシス属)は、蕾や葉に多くの棘を持つ種類。ブータンの国花に指定されている。
暑さに弱く、低地ではなかなか見ることのできない植物のひとつで、百合が原公園では、北国である札幌の冷涼な気候を生かして栽培している。
「メコノプシスホリドゥラ」と「メコノプシスベトニキフォリア」という種類があるようでした。(私にはどれがどれだかわかりません…💦笑)
ポツポツと雨が降り出してしまったので慌てて鑑賞&撮影してきました。
慌てていたのとそもそもへたくそなのでほとんどの写真がぶれていて残念(笑)
ですが、せっかくなので載せておきます!
咲いているタイミングで見に来ることが出来て良かったなぁという思いをかみしめつつ、雨対策をしっかりしていないため駆け足撮影…💦
青いケシが珍しいということに鑑賞できるありがたさを感じ、そしてこの色とっても好きな色だなぁと写真を見て改めて思います。
薄い青色だったり紫色っぽいものがあったり・・・どの色もとても素敵です。
よく見ると(よく見なくても?)棘がたくさんあるのがわかりますね。
駆け足での鑑賞でしたが大満足でした(*´▽`*)
これはまた毎年の楽しみが増えてしまったなぁ~。
【百合が原公園】基本情報
〒002-8082
札幌市北区百合が原公園210
まとめ・関連記事
今回は「メコノプシス~ヒマラヤの青いケシ」について百合が原公園の記録でした(^^)/
百合が原公園は1年中植物を楽しむことが出来るとっても素敵な公園です。
温室では北海道ではお目にかかるのが難しい植物にも出会えるのでとてもおすすめですよ。